日本最古の駅弁屋 おぎのや(横川本店)で味わう峠の釜めし弁当
駅弁、皆さんのおすすめ駅弁って何ですか?
自分はいくつかありますが、その一つが「おきのや 峠の釜めし」です。
長野や群馬に旅行された方なら恐らくご存知かと思いますが、最近は百貨店やスーパーの駅弁フェアでもよく販売されているので、結構幅広い方に知られた有名駅弁ではないかと思います。この「峠の釜めし」ですが、群馬県の横川駅で販売されて有名になったんですね。その横川駅と軽井沢駅間の碓氷峠の廃線跡については、先日のブログでもご紹介させて頂きましたので、もし宜しければこちらも併せてご覧いただければと思います。
さて、今回は「峠の釜めし本舗 おぎのや」の横川本店に行ってきました。
峠の釜めし発祥の地だけあって、非常に貴重な展示などもあり、かなり充実した時間を過ごせました。ブログと併せ、動画でもご紹介させて頂いていますので、こちらも併せて御覧ください。
さて、横川駅に到着したのですが、さっそく駅前には鉄道好きを喜ばせてくれるモノが色々。。
写真左側にある車輪は実際に碓氷峠で使用されていた機関車の車輪で、碓氷峠名物のアプト式の構造がよく分かるようになっています。。
そして、本日の目的の「峠の釜めし本舗おぎのや」ですが、横川駅の前にあり、かわいい店構えとなっています。
なんと、こちらのおぎのや、創業が明治18年という超老舗のお店なんですよね。
さっそく入店です。
店舗は最近リフォームしたようで、店内はピカピカで気持ちよく過ごせます。
また、店内のテレビでは釜飯が出来るまでのメイキングビデオや碓氷峠のイメージビデオなどが流れており、楽しく店内で過ごすことが出来ます。
今回はこちらの「峠の釜めし定食」を注文。
単品から300円たすだけで随分と豪華になるので、間違いなく定食を頼むことをおすすめします(*^^*)
はい〜!
運ばれてまいりました、こちらが峠の釜めし定食になります。
美味しそう〜〜〜〜!!
割り箸の袋にはこのような印字が誇らしげに!
な、なんとこのおぎのや、「日本最古の駅弁屋」だったんですね〜。
この釜飯のケースですが、陶器で出来ており、食べ終えた後はお店に返却するのもありだし、持ち帰って植木鉢や物入れなど色々と楽しく使うことが出来るようになっております。
ちなみに、自分はキャンディーケースなどに使っていました。
こちらの弁当ですが、とにかく中に入っている具材の種類がすごく豊富です。
ご覧いただいての通り、色々と色とりどりで、見てるだけでも楽しませてくれます。
また、その食材一つ一つにおぎのやのこだわりがあり、公式HPではそのこだわりっぷりが紹介されています。食べてみるとわかりますが、一つ一つの食材を丁寧に作られているのがわかります。特に杏子とかも絶妙な下味が付いていたり、非常に美味しいです。
釜飯の陶器容器以外にも、このお漬物が入っていたケースも持ち帰れます。
かわいいので、ピルケースなどで毎日使えそうですね!
食事を終えたあと、お店の正面にある「おぎのや資料館」にも寄ってみました。
な〜んと、この資料館は無料で入ることが出来ます。
資料館の中には、まだ碓氷峠に電車が走っていた当時の貴重な資料が一杯!
懐かしの写真、昔駅で使用されていた鉄道機材など。。。
中でもびっくりしたのはこちら、なんと碓氷峠で実際に使われていたレール(アプト式のラックピニオンレール)のカットモデルです。
よく見てみると、レールに強烈な力がかかった為、レールの一部が変形しており、当時の過酷な環境下で鉄道が運用されていたことがよくわかります。
当時、これで駅のプラットフォームで「峠の釜めし」が販売されていたみたいです。
峠の釜めし弁当の陶器容器が出来るまでの工程なども展示されています。
最初はこんな土の塊だったんですね〜。
いつも、SAや百貨店で買っていた「峠の釜めし」弁当ですが、ようやく念願叶い横川本店で頂くことが出来て、非常に楽しめました。
皆さんはぜひ一度、横川本店で「峠の釜めし」を頂かれてみてはいかがでしょうか?
今日も最後までご覧頂きありがとうございました。